社会基盤デザインコース
Mission
理学的・工学的観点から安全安心で自然と調和した
持続可能な社会の構築に資する人材を育成します。
本コースでは、数学・物理・地球科学の理学と、建設・建築・都市・環境・防災を融合的に学び、国・都市・地域の社会基盤(インフラ・建築物)のデザイン(計画・設計・管理)に必要な、ハードとソフトの建設工学に関する幅広い理論と技術を習得できる教育プログラムが用意されています。
では、社会基盤とは何でしょうか。道路,鉄道,空港,港湾などの交通施設、住宅、学校、病院などの各種建築物、火力・水力・原子力などの発電施設や石油・天然ガスの備蓄施設、さらには、コンビニや宅配など配送システム、ダムや河川堤防、海岸堤防などの防災施設、電気や通信ネットワークの送配電網、上下水道など生活を維持するための各種施設なども社会基盤です。
こういった施設が存在する地域の特徴、例えば農地や山林、緑地、市街地など土地利用、そこで暮らす生き物や植生、歴史的建築物やまちなみ、地域で暮らしてきた人々の営み、社会基盤を実現する社会システムなど、社会基盤に関係する環境的要素も、より良い社会基盤を実現するために非常に重要です。
皆さんも、社会基盤デザインコースで、持続可能な社会を実現する基盤となる技術を学びましょう。
1年次は一般教養を中心に学びます。
2年次から徐々に専門科目が増え始め、4年次で取り組む卒業研究が総まとめになります。
カリキュラムは入学年度により変わります。詳細な情報は、こちらにある履修の手引きをご覧ください。
昼間コースは、土木分野で、一般社団法人日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けており、卒業後、登録手続きを行うことで技術士補(修習技術者)の資格を取得できます。技術士は、国家資格であり、技術系の資格の中では最高位の1つです。昼間コースを卒業すれば、この1次試験が免除となります。
JABEEについて 日本技術者教育認定機構
技術士制度について 日本技術士会
徳島大学卒業生の技術士会 徳島大学技術士会
建築士は、建築分野で求められる重要な国家資格です。本コース(昼間コース、夜間主コース)では、開講されている建築士試験指定科目を一定単位数以上、取得し、卒業することで、建築士試験で求められる学歴要件を満たすことができます。本コースで開講されている建築士試験指定科目は、入学年度により異なります。詳しくは、各年度の履修の手引きをご覧ください。建築士法改正により、令和2(2020)年より大学院生でも建築士試験を受験できるようになりました。本コースから、二級建築士だけでなく、一級建築士の合格者も出ています。
建築士制度について 建築技術教育普及センター
測量士補とは、測量士の作製した計画に従い、測量に従事する者を指します。本コース(昼間コース、夜間主コース)では、測量に関する科目が開講されており、それらを必要単位数以上取得して卒業し、国土地理院へ登録することにより、測量士補を得ることができます。
国土交通省国土地理院 測量士・測量士補に関する案内
公益社団法人 日本測量協会
就職先等については、こちらのサイトをご覧ください。